レストランを選ぶ時のポイント

「どんな結婚式にするのか」・・・会費制にせよ、お祝儀制にせよ、「レストランウェディングを作ろう」を読んで、その順番通りにPlanning Sheetを既に作成してあれば、だいたい分かってきたと思います。次は会場探し。会費制にする人は、ここでだいたいの会費の目安を決めておかないと、お店のお料理の値段などはレベルを上げれば上げるほど、来ていただくゲストの負担を強制的に大きくします。お祝儀制の人は、当然自己負担の割合も大きくなります。気をつけましょうね。

人気のある会場は、ホテル挙式と同じく1年ぐらい前から予約が埋まっている事もあります。土日はそれでなくても「記念日ディナー」等の予約が入りやすい日。「結婚記念日にディナー」ってよく聞くでしょ?「ジューンブライド」を目指す人は同じ「ジューンブライド」の人の「記念日ディナー」にひっかからないように、なるべく早く予約を入れておきましょうね。だってレストランウェディングをするなら「貸し切り」を希望するって事になるのが多いもの、前もって日付の余裕を見ておきましょう。さて、「会場を決める時のポイント」のコーナーにも色々と書きましたが、それを踏まえてレストランウェディングの人はその他にはどこにポイントを置いてレストランの下見をしたら良いでしょう?

point 交通手段
ホテルと違ってレストランは最寄り駅からバスが出ているって事は無いですね。必ずしも便利な場所にあるレストランが気に入るとは限りません。最寄り駅に必ずタクシーが止まっているとも限らない・・・。わざわざゲストに来ていただくのですから、一番大事なのは交通手段です。ホテルを選ぶより綿密に交通手段に関しては調べなきゃなりません。

駅前だとしても、例えば新幹線や飛行機に乗って来てくださるゲストがたくさんいらっしゃる場合は、出来るだけ主要駅の近くのお店の方が、乗り換えの負担が少なくて済みます。また、最寄り駅が各駅停車の電車しか停まらなければ、電車に乗って遠くから来てくださるゲストは不便ですよね。駅前にタクシーが停まっていても、それが1〜2台しか無ければ結婚式に出席頂く方々が乗れるとは限りませんね。平日に下見に行った時には空いていた道路も、土日に行くと混んでいて思ったより会場に着くのに時間がかかるかも知れませんね。会場のすぐ近くにバス停があっても、正装したゲストにバスで移動して頂くのは申し訳ないですね。かと言って会場にゲストが着替える控え室があるとは限らないし・・・。そんな事も考えて会場を決めましょうね。

point 私達の場合
私たちが選んだレストランは、遠方からの友人も多いことから、誰にでも分かりやすい大阪の玄関口「大阪・梅田駅」の周辺で探しました。また、車で来る友人のことも考えて「駐車場が多くあること」も視野に。そして出来れば「そのレストランを利用することで、駐車場の割引が受けられること」というのも考えて決めました。


point 会場の作りを見る
「レストランウェディングが出来ます」と銘打っていても、行って見るとピンと来ないレストランもあります。「天井の高さ」「控え室の有無」「入り口を入ってから高砂席までの距離」「全ての席から新郎新婦が見えるかどうか」「(ドレスを着る人は)ゲストが座っている状態でも、席と席の間を移動できるか」「日の光の入りかた」「照明」「音響」なんて事を確認するのは当然の事です。

たくさんの会場(レストラン)を見ていくと、少しずつ目が肥えてきます。一つ一つの会場を写真に撮り、気が付いた事をメモして帰ってきましょう。たくさん見れば見ただけ、前に行ったレストランが良かったとか、色々な事に気が付きます。その中で「これだけは譲れない」点を自分の中で決めていき、最終的にその「譲れない」部分の無いものを選ぶという形にした方が、後々まで納得のいくウェディングが出来ることになります。「今日内金を払っていただかないと、もう予約が・・・」なんて言われても気にしないで。焦って決めてしまって良い事はありません。そんな急に何軒も何軒も予約が入る事は少ないです。(保証は出来ませんけど・・・)ゆっくり納得できるまで探して決められた方が、納得も出来るでしょ?(究極は内金を払っておいて、後でキャンセルするという方法なんだけど)

point 私達の場合
下見の段階での話ですが、「中庭でウェディングして、レストランでお食事できる」と書いてあったお店に下見に行ったら、なんとビルに囲まれた中庭でウェディングをするのだと言われた事がありました。確かに外に出ている事は出ているのですが、前も後ろも両脇も全てビル・・・。「お庭で」なのにお庭の雰囲気が無い・・・周りが全部ビルなんて・・・と思って諦めました。

もう一つ、そこはレストランウェディングで結構有名な所だったのですが、実際見に行ってみると席と席の間がパーテーションで区切られているのです。「あそこが高砂席になります」と紹介された席を、会場の端の方から見てみると見えない・・・。立ちあがれば見えるのですが、ゲストの皆さんに立って新郎新婦を眺めてもらうのも申し訳ないし、かと言ってずっと新郎新婦が立ちっぱなしって訳にもいかないだろうし・・・。お料理も美味しい事で有名なお店だったので、ちょっとガッカリしました。半分心の中では決めてたんだけどなぁ・・・。と思って帰ってきました。


dot お店の人と仲良くする
「え?」って思うアドバイスだけど、これが結構大事です。お店の方と仲良くなれば、ある程度の無理を聞いてくださる事もあります。とにかく一生に一度のイベントをお任せするんですから、お店の人に何でも聞いて、何でも相談して、色々なお話しを聞きましょう。その際、出来るなら支配人クラスの方と仲良くするようにしましょうね。

困ったことが起こったり、悩んでしまったりした時には、やっぱりお店の支配人クラスの方に素直に相談するのが一番良いと思います。「お金を払ってる客なんだから」なんて(こんな人いるかしら?)偉そうな態度でお店に行くと、こちらに好印象を持っていただけないだけだから損です。

逆を言えば、どんなに素敵なお店でも、お店の人の印象が最悪だったら止めておきましょう。ゲストの皆さんだってお店の人と接する時間が長いです。自分たちが「感じ悪い〜」と思った相手を、ゲストが「感じ良いね」って思ってもらえると思います?どんなに素敵な式を作り上げても、お店の人の印象次第で最悪な結婚式になってしまうかも知れません。

point 私達の場合
ホテルの中にあるレストランを使う事にしたのですが、荷物の置き場に困りました。式が12時からだったのに対し、私たちが荷物置き場と花嫁着替え室に利用しようとしていた、ホテルの「お昼間パック」の時間が12時〜5時までで5000円だったので、ドレスに着替える時間と場所が無かったのです。困り果てた私たちがレストランに相談に行くと、小さな別室を借りると1時間1万円だと言われてしまいました。そうなってくると予算オーバー・・・。ぎりぎりの予算で行って、少しでもゲストに楽しんでいただこうと思っていた私達の希望に反します。困っていると支配人の方がいらっしゃり、「せっかくの一生の思い出だから」と無料で別室を1時間だけ貸してくださる事になったのです。この時には本当に本当に助かりました。(お料理用意してくれてる隅っこで着替えようかと思っちゃったんだもの)ついでにケーキの持ち込み料も「持ち込んだ事を知らなかったら仕方ないですよね」と片目をつぶってくださったのです。


dot どこまで対応してもらえるのか?
お店によっては「会場は貸します。お料理も出します。その後はご自分で」というお店と、「全て一緒に作っていきましょう。最大限協力しますので、頑張りましょう。」というお店があります。後者の場合は後はお料理や進行、BGMや準備にかかる時間などに関してはお店も協力的ですから、後は自分達が会場を飾る物やテーマ、スタッフを考えていけば良いようになりますよね。でも前者の場合は「カジュアル」なら自分で何とかなりますが、「フォーマル」ならプロデュース会社に入ってもらわなきゃ難しくなります。

お店によっては「レストランウェディングには対応しますが、もしなさるならプロデュース会社を頼んでください」と、始めから言われてしまう所もあるようです。実際に紹介された事もあります。そういった場合はお店の方がどこかのプロデュース会社と提携してしまっている場合もあるのですが、多くの場合たくさんのウェディングを見てきて「うちの店ではプロデュース会社が入らないと、スムーズにことが運べないのだな」と思ってらっしゃるということです。素直にお願いした方が良いかもしれません。自分がどこまでこだわるか、会場がどこまで協力してくれるのか・・・にもよるのですが。

point 私達の場合
私たちの会場は前者の方でした。お料理の準備とマイクの貸し出しはしますが、シーン毎に曲を変えるとか、会場の飾り付けを手伝うとか、そういう事は出来ないと言われました。しかも開場時間(貸し切り時間)が12時からなら、準備の為に会場に入れるのは15分前からだと言われたのです。たった15分の準備時間・・・。元々会費を7000円にし、お店の方に注文したお料理の値段が5000円にしていたので、プロデュース会社に入ってもらう事は予算的に出来ませんし、そういった部分の打ち合わせをする時間もあまりありませんでした。だから私たちは自分たちで出来る限り準備し、友人に手伝ってもらって最大限、そして最小限の会場飾り付けや進行を練り上げ、後はスッパリ諦めて出来ない部分は割り切りました。だからこそ、物凄く綿密な打ち合わせとスケジュール表が必要でした。


dot 人数変更は?
私たちのレストランウェディングは着席ブッフェだったので、招待状を送る前から「だいたい来てくれそうな人」の人数を考え、一度目はその人数分のお願いをしておきました。会費制の場合は、くどいようですが二次会感覚でドタキャンする人も出る可能性があったからです。で、「出席」のお返事をいただいた人数分より少しだけ少なめに、二度目に本契約としてお願いしておきました。事前に会場の方に聞いたら「当日に増えても、バイキングなのである程度は対応できる。飲み物代を人数分いただく事になります」と言われたから。

フルコース料理を出すレストランウェディングにしたら、ドタキャンも当日の人数増加も大きな問題になります。レストランの担当者とよくよく相談しておきましょうね。