私たちのホテル挙式はデパートの「ブライダルサロン」で申し込みました。その後のレストランウェディングは何度かブライダルサロンや結婚式場紹介所、ブライダルプロデュース会社を渡り歩きましたが、希望に添う会場を紹介していただけなかったので自分たちの足で探しました。では・・・ブライダルサロン(結婚式場紹介所)って何でしょう?どうやって使うのでしょう?
デパートのブライダルサロンと街中の結婚式場紹介所の違い
基本的に「結婚式が出来る会場を紹介してくれる」という点では同じですが、デパートの場合はホテルが圧倒的に多いです。レストランはあまりありませんでした。その代わり時々格安の物を表に表示してある時があって、ぶらぶらデートの途中で探すにはちょうど良いですね。反対に街中の紹介所ではホテル、レストランから神社仏閣までカバーしています。
デパートのブライダルサロンで申し込むと、そのままそのデパートの「ブライダルクラブ」のようなものに入会できます。入会金や年会費はほとんどのところが無料。結納セットから生活必需品まで割引してもらえる割引券や、ブライダルエステの割引、レンタル衣裳の割引、ブライダル教室やお料理教室などのセミナーも開催されていて、参加することが出来ます。ですので、もしも希望のホテルなどが決まっているのであれば、そのホテルに入っている引き出物業者のデパートに行って申し込みを行い、ブライダルクラブに入ると、引き出物なども割引で購入することが出来るようになります。(デパートによっては引き出物を対象としていないところもあります。)
また、各デパートと地元のホテルとが協賛して、お得なブライダルパックを販売していることが多いです。衣裳のレンタル料金が通常なら上限付きなのに、それを無くしていたり、引き出物を割引してもらえたり、新婚旅行に使える旅行チケットが付いていたりと、そのサービスは様々です。自分の希望する地域やホテルが決まっているなら、その地域にあるデパートのブライダルサロンを回ってみるのもいいかも知れません。ホテルに直接行ってみるより、かなり値段的にも格安になることがありますよ!
街中にある紹介所では、こういったトータルサービスを受けることや様々なサービスにおける割引などはあまり期待できません。何故ならそれぞれのショップに紹介するたびに「仲介料」を貰っているからです。ショップにしてみれば「仲介料」を払っている上に、花嫁さんに割引までは・・・という感じかしら?ただ、格安の会場(居酒屋に至るまでリストアップしてくれます)などの情報が欲しければ、良いと思います。また、大手のデパートやホテルなどとは提携していないような、小さくて個性的なショップを紹介してくれたり、ブライダル小物を販売していたりするサロンも多いので、覗いてみる価値はあります。
さて、デパートのサロンと街中の紹介所の違いを分かっていただけましたか?でもそれ以外は同じです。使い方も同じ。「ブライダルサロン」「結婚式場紹介所」は名前が違うだけで、同じ事をやっていると思ってください。以下ブライダルサロンも結婚式場紹介所も一括して「サロン」と呼びます。そしてそこでやってもらう事とは・・・「自分たちが結婚式を挙げたいと思える会場を、無料で一緒に探してもらう」のです。
サロンに行くとどういう流れ?
サロンに行くと、「いつ頃、どんな会場で(ホテル?レストラン?神社?)、どの辺りで(場所)、どのくらいの人数で、どのくらいの予算で、何式で(神前?教会?)、料理の種類は?(和食?洋食?)」という事を事細かに聞かれます。この時「いや〜・・・なんとなく来たんです」では話しが進みませんのでご注意。(私たちはこれをやって、担当者を困らせました)だいたい「このクラス」の「ホテル」で挙げたいとか、オリジナルに応えてくれる「レストラン」が良いとか様々な希望を伝えます。
レストランウェディングを考えている人なら「ブライダルプロデュース会社」も、たくさんの情報を持っています。また、遠方の人が多いので「大阪駅前が良い」とか、そういった所から始めると、少しずつ絞れてくる場合もありますが、言われるままに決めてしまって後悔しないように、予め頭の中でだいたいの事を思い描いておく方が良いですよ。
次に数件ピックアップしてもらった会場に「紹介状」を書いてくれます。下見に行く日時も、式場に電話をかけて予約してくれます。で、指定された日時に会場を訪れ(当日に行けるように手配してくれる事が多いです)、紹介状を渡して下見をさせてもらいます。その会場に決めるか決めないかはその場で決めなくても良いです。「断り辛い雰囲気の所も、簡単に断ってくれる」これがサロンの良い所だと思います。
サロンに戻ると「仮り押さえ」をします。内金を払ってしまう場合もあります。ここで難しいのは、紹介状を書いてくれた時点で「仮押さえ」を薦められてしまう場合。会場を見に行ってもいないのに、どうして仮押さえが出来るでしょう!そういう時には正直にそう言ってしまいましょう。サロンが色々と理由を付けて「仮押さえ」「内金」を請求してくるのは、そのサロンが何件紹介したかによって、ホテルや結婚式場から貰える「紹介料」があるからです。「あんまり空きの無い場所だから、見に行って戻ってきたらもう空きが無いかも知れませんよ」ってきっと言われます。でも気にしない!そういう時にはまた違う所を探せば良いから・・・って気持ちで探さなきゃ、結婚式は楽しくなくなっちゃいます。あんまり強引な担当者に当たっちゃうと、どこに下見に行っても「どうですか?内金は?」と言ってきてうっとぉしいので、思い切って別のサロンに行きましょう。私たちも途中で変えたサロンがあります。
サロンの必要な人、必要の無い人
実際にサロンに行ってみて感じた事は、「結婚式までに時間の無い人の訪れる所だな」でした。とても性急に予約を薦めてくるからです。あとは・・・「希望のホテルの希望の日時に空きが無かった人」ですね。何度でも諦めずに空き状況を調べてくれます。仮押さえなのか、もう契約をしてしまったのか、内金は払われているのか・・・等などを聞いて、どうしてもその会場のその日が良いのなら、何度も確認の電話を入れて空き待ちをしてくれます。自分で何度も式場に電話をかけて様子を聞かなくて良いので、その点は楽ですね。また、自分でホテルに電話をかけてもなかなか教えてくれないことも多いです。だってキャンセルが出て、また一見さんに予約を入れてもらったのでは再びキャンセルされてしまう可能性がありますから・・・。サロン経由の方が信用されるのです。でも・・・サロンを使ったからといって、必ずしも「希望の会場で希望の日時」が空くとは限らない事は覚えておいてくださいね。一度ちゃんと申し込んでしまった式場をキャンセルするなんて、よほどの理由があった時なのですから。(自分に置き換えればわかりますよね?)
「時間の無い人」は・・・とっても有効に使えると思います。遠距離恋愛で何度も会場探しに走り回ったりしていられない人、何らかの理由で早く挙式をしてしまいたい人は、あっちこっちのホテルや会場に直接出向かなくても、サロン1ヶ所でパンフレットを全部見せてもらえます。また、挙式日直前に空いているところは、ごくまれに「値引き販売」をするところもありますが、こういった情報って雑誌にも広告にも載せませんよね。直接行っても、周りで打ち合わせをしている人がいますから、なかなか教えてもらえません。こういう情報はサロンにいくのです。でもって打ち合わせの始めのうち(金額などを話し合ううち)は別室に招かれる場合も多いです。私たちも「福袋パック」で結婚式をしたので、始めの金額の打ち合わせの頃はずっと別室でした。
どうでしょう?ブライダルサロン、結婚式場紹介所のだいたいがわかったでしょうか?使い方によってはとても便利だし、間違った使い方をすれば別に紹介所は必要無かったなんて事になる場合もあります。あまつさえクチコミ情報では「サロンを通さないで申し込んでくだされば、値引きもしますが・・・」と言われたことがある・・・という花嫁さんもいらっしゃいました。どちらかと言えば「急いでいる人」「絶対にここって決まっている人」向けだなぁという感想を持ったということは分かってもらえたかと思います。が、人それぞれ好みがありますし、面倒な会場巡りを最低限に出来るって利点もあります。一度近所の結婚式場紹介所を訪れてみるのも勉強になって良いと思います。