「印刷物」で「手作り」と聞くと、どうも「招待状」とか「結婚しましたハガキ」ぐらいしか浮かびません。でも本当はもっと色々と自分で作ることが出来ます。「へぇ・・・こんな物も自分で作れるんだなぁ」って思って見てくださるだけでもいいですよ。結婚式直前にちょっと時間が余ったら、出来ることだってたくさんあります。ここにあるのは基本編。「招待状の手作りアイディア」のコーナーでは、様々なアイディアを凝らしたペーパーアイテムの作り方があります。もちろん招待状だけでなく、全てのペーパーアイテムに応用できるアイディアですから、ペーパーアイテムを統一して作りたい方にはお勧め。そちらも是非参考にしてくださいね!
席札代わりにもなるメッセージカード
私たちはホテルで席札を用意してくれるとの事だったので、メッセージカードだけにしました。
私達の場合は、大きな文具店に行くと売っている、10枚200円弱のおしゃれな名刺サイズのカードを購入しました。手書きをするにも小さいので長々と手紙を書く必要も無く、「本日は遠方から、お越しいただいてありがとうございました」とかでも十分に埋まる大きさです。親戚関係などなら、お隣同士でカードの見せ合いをする可能性もあるので、別々のメッセージを書きましたが、小さいカードだったのでとっても書きやすくて楽でした。ご招待した方々全員の顔も目に浮かぶし、式前に来てくださるゲストの皆さんへ感謝の気持ちも持てます。
それにそのカードを入れられる7枚150円で売っていた小さな封筒を購入しました。カードを封筒に入れ、小さなシールで封をした後、表に大きめに名前を入れておきました。席札があったのは分かっていたんですが、友達には「○ちゃんへ」という形で、親しみを込めて自分で手書きしました。これは後から「とっても親しみが持ててよかったよ」と親戚や友達にも結構好評でした。
もっと手作り風にしたかったら、ちょっと厚目のおしゃれな用紙を買って名刺サイズに切っても使えます。ギザギザはさみを使ったりしていくらでも手を加えられるし、真ん中に一回り小さく切った薄めの紙を貼り、それにメッセージを書いてもおしゃれです。
新郎新婦のご紹介冊子や新居案内を特別に作らないのなら、上記の封筒を使い、その中に「新居案内」を入れても良いでしょう。これは同じ物をたくさん印刷すれば良いですね。私は名刺印刷機能を使って案内を作りました。インターネット上にあるフリーの素材を、作者の方に「結婚式の時の、新居案内に使います」と断ってから使い、結婚式のテーマが「花」だったので、可愛いお花のイラストを入れました。
これは「必ず前日までにホテルに持ってきます」と言うと、比較的対応してくれるホテルも多いです。
メニュー
私より先に結婚した従兄の披露宴では、メニューがありませんでした。一緒に出席した叔父が「メニューが無いと何が出てくるのかわからん。お前はちゃんとメニュー出してくれよ」と言っていたので、「案外メニューって気になるものなんだなぁ」と思ってました。
これまたパソコンの登場です。が、いきなり厚紙に印刷すると味気ないです。で、私たちの場合、何個所かのブライダルフェアに行って招待状を見せて貰って参考にしました。パッケージの結婚式だと含まれている事もありますが、サンプルを見せてもらうと「ちょっと寂しいな・・・」という感じ。かと言って違う物にしたら1枚に付き追加料金が500円とかかかっちゃうんですよねぇ。だったら・・・
印刷に使う文字ですが、和食なら「行書書体」で作ると本格的に見えますね。年賀状ソフトなんかを持っていると、同じ行書書体でもちょっと違う物がありますから、色々試してみるのも良いですね。難しいのは洋食ですが、Welcomeボードの作り方のところに、カリグラフィ調のフォントをサンプルとしてアップしています。他にもインターネット上には様々なフリーフォントがあるので、検索エンジンで「フリーフォント」等と入力して捜してみましょう。
新居案内
これはパソコンで作るにしても最大の難関、「地図」がありますねぇ。これが困ります。地図なんて入れないで、住所だけにしちゃってもいいんですが、どーしても地図を入れたい!って人のために・・・地図の入れ方を考えましょう
引っ越したばっかりだったりしたら、近所のことなんてもうサッパリ分からない・・・。「VISIO」ってソフトなら簡単に地図も作れますが、高額です・・・(涙)だから、手書きにしちゃうってことにしましょう。「え〜〜?!手書きなんて出来ないよぉ!」って叫ばずに。楽に出来る方法を考えましょう。
さてこれで地図は完成です。次は新居案内を作りましょう。新郎新婦の紹介パンフレットと別に作るなら、住所と電話番号、地図だけの「新居案内」とした方が良いでしょうから、大きさは二つに折ってB6か、A5ぐらいが適当だと思います。B5かA4の大きさの用紙を用意して、これまた厚紙に薄紙を挟んでも良いし、厚紙だけにしても良いでしょう。上記にあるメニューの一回り大きい版になります。
二つ折りにしなくても、「二つ折りにしない場合」のメニューと同じような方法で、一回り大き目に作ると良いですよ。
プロフィール冊子(新郎新婦紹介)
一太郎やWordを持っている人は一番簡単なのが「テキストボックスの挿入」(一太郎では「レイアウト枠」)の利用です。枠のデザインも色々と選ぶ、縦書き横書きを一つのコンテンツの中に混ぜて作成することが出来る、もちろん画像も挿入できます。テキストボックス(レイアウト枠)毎に文字のフォントや大きさを変えることも可能ですから、新聞記事の様に自分でデザインしながら書き込んでいくだけですね。控え室に予め置いておいたら、待ち時間に話し相手のいない方も退屈せずに済みますよね。
また、基本の作り方(「メニュー」の作り方)は全てに応用できる技です。新郎新婦の紹介の時には、横開きで左右のページで紹介、又は縦開きで上下のページで紹介という形にすれば良いです。紹介は大きな紙になっても良いので、B4の用紙を基本に作っても良いでしょう。B4の大きさの用紙を二つ折りにして表紙にする場合、中に挟む用紙はA4の大きさになります。
紹介の中で写真を使う場合、大人になってからの写真を使ったり、二人で写っている写真を使ったりしても良いですが、どうせなら二人の子どもの頃の写真を使ってみてはいかがかでしょう?可愛いし親近感も湧くし、お薦めです。
内容としては、「新郎新婦のご紹介」という意味で、名前(披露宴にご出席いただく方々が目にするプロフィール冊子は、挙式後に渡す物ですから、新婦は新姓となります)、生年月日、血液型、出身地などのパーソナルデータの他、「お互いの第一印象」「お互いのお互いに惹かれた部分」「これからのお互いにお願いしたいこと」「新郎新婦のご両親やお母様から、(ご自分のお子さんへの)一言」「お互いの呼び方」「家庭に対する夢」などなどを見開きページで紹介したり、「新郎新婦からゲストへのご挨拶」「新居案内」「新婚旅行の予定表」などを入れておくと良いでしょう。お好みで色々と二人らしさを出していってくださいね。
席次表
関西では無い習慣ですが、関東では披露宴にはつき物なのだとか。そういや関東で結婚した従兄は作ってました。普通の席次表は名前の横に「肩書き」が書いてありますが、せっかく手作りならその外にもちょっとした一言を入れても良いのでは?「新婦の友人」の横に「ニックネームは○○ちゃん」とか・・・会社関係の方が多い時には難しいかも知れませんが・・・。
テーブル案内札
披露宴会場に入った時に、テーブルに立ててあるのが案内札。あれって「禄」「寿」「福」なんて名前で、ヤだなぁって思ってました。そこで私はすべてのテーブルの名前を母の好きな「花の名前」に変えてもらう事にしたのです。
テーブルの名前は「カトレア」「カラー」「コスモス」等など・・・高砂席は「かすみ草」という名前にしてもらい、その名前を付けた理由を司会者に披露宴中に言ってもらいました。ところが、この「テーブル名の変更」というのは、簡単じゃありません。これをすると会場の案内札とお客様に披露宴会場の入り口でお渡しする座席の案内札の欄が変わってしまうのです。
お客様に受け付けで渡す座席案内札は、自分で記入することは出来ませんでしたので、筆耕料は別料金になりました。これはお客様お一人お一人の名前を札に記入しなければならないので、その時間を換算すると札を持って帰って印刷したり、私が記入している時間が無いからということだったので諦めました。
でも披露宴会場に入った時に、テーブルに立ててある案内札の文字は私が作りました。可憐な花の名前なのに、あの筆耕のごっつい筆文字じゃ変だし・・・披露宴の打ち合わせ担当者にお願いして、案内札にさしてある紙を持ってきてもらい、その紙の大きさに沿って「丸ゴシック」で印刷し、のりで貼り付けて前日までに持っていきました。
結婚しました!ハガキ
私は年賀状を作るソフトで作っちゃいました。でも特別ソフトを持ってなくても、ワープロソフトなんかでも作れるので、ちょっと時間をかけて作ってみてはいかがでしょう?
当時スキャナーの無かった私は、写真をフォトCDに落としてもらいました。CD-ROM本体代が1000円、一回の手数料が500円、写真一枚につき100円が相場のようです。ちょっとしたグラフィックソフトならCD-ROMファイル形式をGIFやTIFF、JPEGに変更できるので、そこから始めると良いようです。もちろんスキャナを持っている人はスキャナで写真を読み込むのが一番ですが、どうも見たところ写真をスキャナで読み込むより、フォトCDにした方が、はるかに画質は良いです。ウェディングドレスなどの写真だと、ドレスの白が色飛びしてしまうことも多いのですが、フォトCDだとドレスやベールの重なった部分も、一枚一枚とても綺麗に表現されています。
印刷するハガキも「写真用」という形で、ちょっと光沢のある物があるので結構リアルに出来ます。でもちょっとプリンターの性能が問われるかも。私はこれを印刷してからプリンターの買い替えを決意しました。(遅いってば)
さてさて、作り方は分かってもらえましたでしょうか?全ての印刷物を統一すると、それだけでもう「手作り!」って感じになって良いですよね。
結婚式前になると忙しくて「それどころじゃ無いよぉ!」って事にもなりますので、早いうちからまず「新郎新婦紹介」を作り、新居が決まったら「新居案内」を、招待客が決まったら「メッセージカード」を・・・という順番に作っていきましょう。「そんな順番にしなくても、大丈夫!」って思った人。甘い!甘いです!だめだめ。結婚式直前は決めなきゃならない事が山のように出てきます。考える事もいっぱい!印刷物の事なんて考えてる暇無くなります。早めにやっておきましょうね!
そして・・・選んだ用紙が定番の用紙なら買い足して行けますが、特殊用紙なら買いだめしなきゃなりません。用紙を決めたらショップの方に在庫状況を確認しておく事を忘れずに。
そしてもう一つ大切な事。気に入った紙が見つかっても、自宅にあるプリンターやコピー機に用紙が入らなかったら何にもなりません。取りあえずサンプルとして1枚購入し、それに試し印刷をしてから大量に買うようにしてください。
絵を描くのが苦手なので、どうしても絵が入れられずにわかりにくい部分もあると思います。お気軽にお問い合わせくださいね。