正統派の招待状を出そうと思ったら、きちんと基本を踏まえなきゃなりません。特にレストランウェディングはカジュアルに思われがちなので、きっちりと品位を保つためにも基本は押さえておきましょう。ちなみに下の図は、招待状を封筒に入れる際のアイテムの順番です。このような順番で、招待状に挟み込むようにして封入しましょう。
招待状
挨拶文、日時、会場をまとめて連絡するためのカード。一枚もので送ってもいいけど、どちらかと言えば二つ折りになっているカードの方がポピュラーです。また3つ折になっているタイプも最近は人気。
印刷の方法ですが、カードに直接印字しても良いけど、ホテルなどで渡される既成のカードを使わない場合は「手作りの貧弱さ」を避けるためにも、薄い紙を挟んでそこに印字をしておいた方が、より正統派っぽく見えます。また、中の薄い紙に派手な図柄を選ばないのは当然ですが、表紙もあまり派手な図柄は選ばない方が無難。ただ、カジュアルなパーティや二次会ならオッケーです。
招待状自身の縦書き横書きは特にこだわる必要はありません。ホテルで見せていただく招待状も、縦書き横書き共にありました。ただ、傾向としてチャペル式などの洋風の場合は横書き。神前式などの和風の場合は縦書きになっていました。「レストランウェディング」と聞くと洋風のイメージが湧きますが、私の知っている中には料亭の大広間を借りて行ったり、温泉旅館を借りて親戚をご招待したりしたオリジナルウェディングもありますので、そういった場合は縦書きで和風にこだわった方が良いでしょう。
ホテルなどでお願いした場合、分厚い紙に直接印字したタイプの招待状がパックプランなどで含まれている最もオーソドックスタイプになります。私達のホテルウェディングの際に使った物を、サンプルとしてアップしておきました。
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返信用はがき
出欠確認のための返信用はがきです。お返事をいただかなければならないものなので、必ず切手を貼っておきましょう。「ご出席:ご欠席」「ご芳名:ご住所」など、頭語を忘れずに。また特に名前を「ご芳名」というのはあまり聞きなれない言葉なので注意してくださいね。
表書きは自分宛になります。新郎新婦それぞれが自分達の出席いただくゲスト人数を管理するのであれば、返信先はそれぞれの住所と名前に。一括して管理する場合は一箇所にまとめますが、一般的にはそれぞれの住所を記入しておきます。また、返信先の名前には「様」をつけるのではなく「行」または「宛」と書いておき、ゲストの皆さんにその文字を消して「様」と訂正をいただく形になります。ですので、「行」「宛」は自分の名前のやや右下に小さめに書くと親切です。
会場案内
ホテルで挙式披露宴を行う人は必ずいただけるはずですし、レストランウェディングの方は店舗案内があるはず。必ず貰っておいて同封しましょう。もし無い場合は自分で作成しましょう。「何時までにどこそこへ来てください。」と連絡するのですから、場所まで到着するための情報は必ず必要です。また手元には出す招待状の枚数より多めに貰っておくと、心強いですよ。
自分で作成する場合は、地図を必ず入れること。デザインも大事ですが、時間に制限があるのですから正確さを優先させ、目印などを忘れずに記入しておきましょう。
ホテルで貰った会場案内をサンプルとしてアップしておきます。私は遠方から来ていただくゲストの方に、この他にシャトルバスの乗り場案内と、シャトルバスの時刻表、乗車時間の目安を別に作成して送りました。重い画像があるので、別ウィンドウが開きます。
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追伸カード
これは全員に同封するものではありません。挙式から参列していただきたい親族への挙式案内や、披露宴で主賓の挨拶、乾杯の発声、スピーチ、歌、何らかの演奏などなどの余興を行っていただきたい相手に入れるカードです。
ただ、いきなりスピーチや余興などを頼むよりも、前もって電話や直接お伺いしてお願いした方がマナーとしては上です。特に主賓の挨拶などはこちらの方からの礼を尽くすためにも、必ず前もって電話や直接依頼し、その後この追伸カードを同封した招待状をお送りしましょう。誰だっていきなり書面で送りつけられるよりも、前もって確認してくれた方が依頼を受けやすいです。
手元に「挙式案内」「スピーチのお願い」「余興のお願い」のカードが残っていたので、サンプルとして画像を置いておきます。これも画像を多用しているので、別ウィンドウが開きます。
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(ホテルなどの場合)支給された駐車券など
私が挙式したホテルでは、車で来場する方のために一日駐車券を支給してくださいました。これが後から「念のために早めに到着しても、挙式披露宴後にちょっとお茶を飲んでから帰っても、時間を気にせずに済んだので良かった」と、かなり好評でした。遠方から参列していただく方に前もって新幹線のチケットなどを送付する際には、こういった一般の封筒に同封する訳にはいきませんが、こういった駐車券であれば同封することが出来ます。事前に電話で「車で来られるのではないかな?」という方に電話で確認を取り、もし駐車券などが発行できるような施設であれば一日駐車券を同封すると喜ばれます。
封筒
基本的にはシンプルなデザインのものを選びましょう。あまりにも薄手の物はマナー違反。せっかくの招待状も安っぽく見えてしまいます。カラーは濃い色でなければ特に指定はありませんが、厚地の紙を選び、白で地模様や透かし模様のあるような用紙の封筒を選ぶと高級感が出ます。
表書きは中に入っている招待状の縦書き横書きにあわせて行うことが多く、招待状が縦書きなら表書きも縦書きに、招待状が横書きなら表書きも横書きにされていることが多いです。横書きの表書きをする場合は、封筒を横にして書くことになるので、郵便番号の箱が無い方が綺麗です。また、裏に書く差出人は新郎新婦双方の住所と名前を。こちらの縦書き横書きも、表書きにあわせるパターンが多いです。
送付する際の注意点
中に入れた招待状などの厚みによっては、重さがかなり違ってきます。同封するものが多いので、念のために送付前に郵便局で重さを量ってもらい、80円で届くのか、90円で届くのかを確認しておきましょう。でないとせっかくお送りした招待状の受取人であるゲストの方々に、追加料金を払っていただかなければならなくなって、かえってご迷惑をかけてしまいます。