結婚が決まって、多分一番驚いたのは私自身だったと思います。ダーリンとつきあい始めて7年を経過し、ようやく去年当たりから母も結婚には同意してくれるようになったものの、相変わらず父には結婚を反対され、周りの友達からも「あんたらはあと2〜3年しても、まだ結婚できてないんとちゃう?」なんて言われ始めていた所でした。だから去年「消費税が上がってしまう前に」と勝手に二人で住む新居のマンションを探しはじめ、それに申し込んで良いかどうか母に聞いた時の母の「当たるんとちゃう?大丈夫。当たるって。申し込んでみたら?」という返事にも驚いたし、それに本当に当たってしまったときの驚きはものすごいものでした。それから申込金を払った後でも「きっとこのマンションが出来上がる頃でも(1998年7月)まだ結婚なんて出来ないんだろうね。一人で住んで貰わなきゃ」なんて言っていたのです。
今年のお正月明け、一人でデパートの初売りに行っていたダーリンから「結婚式の福袋が出てる」という電話がかかってきたとき、母に「結婚式まで福袋で売ってるんやて〜」と冗談でそれを伝えると、再び母が「当たるんじゃないの?申し込んでみれば」という返事をしてくれました。なんとなく「そうかなぁ。お母さんがそう言うなら、マンションの例もあるし、当たるかもしれない」とは思いましたが、実際に当たったときにはそうとう驚きました。その日の内に「今年の9月までで、希望の日を決めて下さい」と言われて、自分の誕生日の前を選び、翌週にはホテルに下見に行って正式な申し込みを決めましたが、その時点でも「本当に結婚できるのかなぁ?」という疑問の方が大きかったです。ましてずっと反対されていた事を知ってらっしゃるダーリンのご両親は、「ほんまにエエのん?」と何度も念を押されたと、ダーリンから聞きました。
結婚式が終わってみれば「なんかアッと言う間やったなぁ」って感じなんだけど、当日までの忙しさってばそんなもんじゃありませんでした。思い通りに進まない準備にイライラしてダーリンと喧嘩したり、泣いたり、今まで一緒に過ごしてきた家族と離れてしまう寂しさに一人で泣いたり・・・。「家族が増える」っていう感覚の男性側には理解できないようで、ダーリンは呑気に「しょっちゅう実家に帰ったらエエやんか」とか言うんだけど、そういう問題じゃないのよね。「名字が変わる」って事で「もうこの家の娘ではなくなってしまうんだな」っていう気持ちになりました。私の両親も同じで、結婚式前日に「もうこの3人で『家族として』食事をするのは最後ね」って母がしんみりと言った時、私も父も目を合わせられませんでした。
ここには私の準備段階における迷いや、困った事や、嬉しかった事、楽しかった事、イヤだった事なんかを少しずつ書いていきたいと思っています。これから結婚する方々の参考になれば嬉しいですし、もしも現在結婚に反対されている人がいるなら、その人たちの力の源になれれば…と思います。単に大笑いしながら読んでいただいても嬉しいですし、自己満足の形に終わってしまっても、それはそれで有意義なものになるかなぁと思っています。