2009年12月22日

ic_crown01.gif もやもや…もや…

義実家詣でをした後はちょっと心に残るもやもや。

何度か日記にも書いているけど、私はいわゆる「嫁」という立場では無い。
3人兄弟の末っ子であるオットは、私と結婚する際に「苗字に愛着も別に無いし…」と、一人娘の私の苗字を名乗った。
オットにせよ私にせよ、「貰った」「貰われた」感覚は無い。
うちの実家の両親も「名乗るのは自由だから好きな方にすりゃいいけど、別に貰った訳じゃない」というスタンス。
養子縁組はしていないので、「婿養子」でも無い。

が、オット実家ではちょっと感覚が違う。
「貰われた」という感覚でいるらしい。
私達が結納を「しない」と決めた時も「貰う側が挨拶に来るのが…」という感じだったので、最初は中間地点で会うように手配しようとしていたのだけど、私の両親がオット実家の近くまで来て顔合わせをした。

まぁ、そういう理由があってかどうか深い部分は分からないけど、オット実家に行くとよく義母が「お父さんお母さんはお元気にしてらっしゃる?良くしていただいてる?」と聞く。
「良くして」って…と最初は戸惑ったけど、父はオットを気に入ってるし、頼りにもしているのでありのままを話す。
何せ私の実家が引っ越した後オットと共に新しい実家に帰ったら、向かいのおじいさんが父とオットを「親子」だと思い、私を「嫁」だと思っていたらしいほど一緒にウロウロしていることが多いのだ。

オットはいつも私の両親を「それにしてもあちらのお父さんは…」って感じで褒める。
でもオットの褒め方がまさに「ベタ褒め」って感じなので、いつも居心地が悪い。
母の時も同じような感じで、違うのは義父がいるとオットが母を褒めると義父も一緒になって褒め始める事。

今回はオットの「父ベタ褒めバージョン」が炸裂していた。
今回の脳梗塞で感情の起伏が激しくなってしまい、ちょっとした事で怒鳴りそうになるのをグッと堪えて一人で自分と向き合う父の事を褒め、感情に任せて怒鳴り散らし、今でも息子達の意見を「うるさい!向こうに行け!」と押さえ込んでいる義父と比較する。
お陰でその後、義母は終始義父の話しを会話の中に交えながらフォローに回っていた。

が、オットが義兄の部屋に行って義母と二人きりになった際に、
(最初は「一週間の入院」と言われていたのを、子宮ガン手術後入院を3日に短縮して出てきたり、「一泊で抗がん剤投与を」と指示されていたのを日帰りで強行した事をオットが暗に責めるような感じで話したから?)
「うちの男衆はそちらのお父さんと違って稼ぎが悪いからねぇ。入院費用が大変だったのよ~」

(実家の父は普段から自分の分の食事やお茶、コーヒー等を自分で作る人なのだけど、脳梗塞で倒れた後は母の分を作り忘れる事が増えた…という話しをしたから?)
「そちらのお父さんは単身赴任もしてたし自分で何でも出来る人みたいだけど、うちは自分でなにもしない人だからしょんないねぇ」(←が、実は義父も単身赴任期間があったと言う事を、私は知っている…)

(義母が「もう年だからPCなどは覚えられない」と言った後に、オットが「でもあっちのお父さんは定年退職後にPCを買って、今では町内の案内とかを頼まれたりするぐらいになってる」などと話したからか??)
「うちはそちらのお父さんみたいな偉い人と違って、書類とかそんな類のものとは縁が無いからねぇ」

と言う感じで、何となくもやっとする言い方をされた。

以前オットが私の母をベタ褒めしまくった時も、二人きりになった際に「私はそちらのお母さんと違って背も小さいし年も上だからねぇ(義母は母より7歳年上)」と言われた事がある。


…多分…悪い人では無いと思うのだけど、自分の可愛い末息子が他人の親をベタ褒めしてるのを目の前で見ているのは、きっと辛いんだろうなぁ…と思う事にした…が、やっぱりもやもやが残る。

あと、何度も書くがオットは義父と喧嘩をしている。というか、怒っていた。
オットの怒りの理由は「父親が、母親に対して思いやりが無さ過ぎる」というのが原点だ。
それを知っていて、こんな話しをオットにしているのを横で聞いていた。


「抗がん剤の治療をしてるうちに、最初のうちはね、少しずつ髪が抜けていったのよ。
でも何度目かの治療をしてからは、髪を梳かすたびにブラシを見るのが怖くなるぐらい抜け出したの。
気がついたら丸坊主になっちゃってねぇ。
お父さんに見られたら嫌だからと思って、ハンカチとかで帽子にして『ちょっと髪が少なくて寒いんだ』って言ったの。
でも隠し通せるもんじゃないからバレちゃってさー。
そしたらお父さん、『そんなに坊主頭が気になるじゃ坊さんの袈裟でも買ってきてやろうか?托鉢にでも出たら、お前のおこずかいぐらいは稼げるんじゃないか?』なんて言うんだよー。
病院でみんなに言ったら大笑いしちゃってねぇ。みんな坊主だからねー」


案の定、オットは帰り道ずっと怒りっぱなし。


「女性にとって髪は大事なものなのに、それが全部無くなってハゲになってるってのに。
帽子の一つでも買ってやろうって気持ちも無く、何が『袈裟買ってきてやろうか』だ。
思いやりが無いにも程がある!!そういうところがイヤなんだ!」


…義母はオットと義父を仲直りさせたく無いんだろうか…?

なんだろう。あからさまに「嫌な人」では無い。悪意満々な人でも無い。
私の亡くなった祖母みたいな、元祖いじわるばあさんみたいな人でも無い。
ただただ、なんだかもやもやする。
まだ癇癪起こして周りの物を投げ散らかして怒りまくる義父の方が、分かりやすい。(でも嫌いだけど)

オットも義兄達も、父親に歯向かうタイプでは無かったらしい。
本気でぶつかるより先に「勝手に怒ってろよ、知らねーよ」と、無視していたのだとか。
義母もどちらかと言えばそういうタイプで、義父が怒ってると「逆に2日でも3日でも口をきかずに過ごす」人らしい。

でも私は実家の父と真正面からぶつかった事が何度もある。
試合の後のボクサーみたいに、目の周りに丸く青あざが出来た事もあった。
「自分が正しい」と思っていたら、どんなに殴られても意見は曲げなかったし、「殴って相手が言う事を聞くと思ってるなら好きなだけ殴ればいい。でも私は殴り殺されても今は自分の意見を変えないよ。私の意見を変える事が出来るのは、拳じゃなくて言葉だ!!」と父に言い放った事もある。
もしも私が義父の娘だったら、私は多分義父にも立ち向かっただろう。
殴っても、怒鳴っても、物を投げても変えられない物があると知れば、義父だって少しは性格が変わったかも知れない…とも思う。


でも義母は…どうだろう??
人が聞けば私の「もやもや感」は、思い過ごしじゃない?で済まされるかも知れない。
でもなんだかなんだか…もやもやするんだ。
「心を許しちゃいけないよ」みたいな警告音が聞える気がするんだ…。
これはオットの言う「失言の範囲」なんだろうか??
他人が聞けばどうって事無い会話の一コマかも知れないんだけど…。
でも私にはどこかが引っ掛かる言葉の数々だった事は間違いない。
「悪意は無い人だから」と以前オットは言ったけど、「悪意無く毒を吐く人」の方が性質が悪いと思うんだ…。

なんと言うかね、他にもエピソードはたくさんあるのだけど、書き始めたらキリがない。
でも何となくこの自分の中にある「もやもや」をちょっと吐き出さないと、次にまた笑顔で会えない。
本来の私は人懐っこくて明るくて人見知りしない性格だった。
でもうつ病になってから、対人恐怖症で人間不信、極端な人見知りになった。
その私が最初から笑顔全開で正面から付き合わなきゃ!って思ってるのが、義両親だ。
でも色々なところで引っ掛かったり、躓いたりする事が多すぎて、時々正面を向けなくなる事がある。
でもでも、自分がどんなに苦手だなぁと思っても、オットを産み、育ててくれた人だ…。
だからたまには「もやもや」を吐き出して、スッキリしたらまたオットと向き合おう。

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2009年12月22日 14:45 | Category : 日々徒然・・・, つぶやき

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