«不安と祈り。3日目。 | メイン | 回復力»
2009年11月12日
転院
朝から血流シンチテストの日。
名前を言われても何のテストだか分からないので、帰宅後に調べた。
http://health.nifty.com/cs/catalog/idai_qa/catalog_441_1.htm
なんだかなー。素人にも分かりやすい説明っちゅーのは出来んのか。
まぁ、他のサイトと合わせて見ながら、なんとなくどんな検査か理解していった感じ。
午前8時過ぎ、母の携帯に父から電話。
朝起きたら左腕が痺れて、感覚がおかしい…との事。
心電図を採る機械をパジャマの胸ポケットに入れていたので、それが圧迫したのかな…?と本人。
でも不安げだったので、看護師さんに言うように伝えて大急ぎで病院に向かう。
父は左手の感覚が痺れてあんまり無い…と不安げ。
そこに9時少し過ぎてDr.登場。
大きなバッグを担いだまま、お弁当を入れた袋まで持ったまま。
どうも出勤してきてすぐに状態を聞き、そのまま病室に飛んできてくれた模様。
脈を計り、首をかしげたり、様子を見たり、両手の温度を手を握って比べたり。
点滴の量を調整して「また後で来ますから」と告げ、外来診察に向かった。
午後、父がHelpの電話をかけた際に異変を察知し、救急で病院まで運んでくださった方がお見舞いに来てくださった。
電話で呂律が回らず、何を言ってるか分からなかったから飛んできた事。
玄関を出てきた父が千鳥足で、ますます「危ない」と感じて何も言わずに車に乗せた事。
父が何やら場違いな事を言いながら病院に入っていって、とても不安だったと言う事を言ってらした。
「もしその時に『なんだ酔っ払って電話してくるなんて、珍しいなぁ』と笑って電話を切られていたら、多分父はそのまま倒れてしまって母が戻るまで発見されなかったでしょう。父の命の恩人です。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
本当に、本当に、ありがとうございました。
その後母の弟夫婦が病室に来た。
父の顔色が比較的良い事に安心したのか、病室で父の顔を見た途端泣き出した叔父。
本当に本当に心配で心配で仕方が無かったのだろうな…ありがたいな…と思った。
しばらく話してから叔父夫婦は実家の方へ。私は父のそばに残った。
ところが15時半頃、看護師さんが「キーパーソンの方はいらっしゃいますか?」と病室へ。
「はい」と返事して私が立ち上がり、父に「何かあったら決定権を貰ってもいい?」と聞く。
父は「任せる」と答えたので、そのまま外来の診察室で待つ主治医の下へ。
父の腕の状態が心配である事。
大動脈閉塞だった場合、6時間~8時間以内に動けるかどうかがポイントとなるのだけど、今入院している病院には専門科が無いということ。
たまたま今日主治医.の同期である大学病院のDr.と電話で話す機会があり、父の事を話したら「それは心配だからこちらに転院させる?今なら1ベッド空いてるけど…?」と申し出てくれた事。
大きな大学病院なので、今なら空いてるけどもし明日具合が悪くなって入りたいと言っても空きがあるかどうか分からないこと。
もし空きが無い場合はもっと遠い病院に回される事になること…。
様々な説明を受けてから、「どうしますか?」と聞かれ、「転院します」と即答した。
今より遠い病院にはなるけれど、車で10分ほどの事だ。
それより父は自分の左腕が何故頻繁に痺れ、脈が取れないほど弱く、手がどんどん冷たくなって色が悪くなっていくのかを不安に思っている。
解決法を持つ医師がいる病院が「おいで」と言ってくれているなら、行くしか無い。
Dr.は「では僕はこれから大急ぎで紹介状を打ち出して、転院用の救急車要請をします。1時間ほどかかると思いますので、その間に準備をしておいてください」と言ってPCに向かった。
私は大急ぎで実家に戻っている母に連絡を入れ、「転院決まったよ。すぐ戻ってきて」と伝えて病室に戻った。
待っていた父は「何があった?」と不安げに聞く。
父の手を握り、「お父さん、転院が決まったよ。大学病院でこの冷たくなってしまった手の検査をして貰おう。ここでは腕の動脈が詰まってしまっても治療が出来ないらしいけど、そこの病院なら治療も出来るんだって。だから移った方が安心だと思って転院しますって言ってきたよ」と伝えた。
「そうか、分かった。その方がええな。安心できるな」と父が笑顔になった。
それからは怒涛のような準備になった。
必要書類を看護師さんがどんどん持ってきてくれる。
母もダッシュで戻ってきて、二人で荷物をどんどん詰め込んで車に乗せる。
そうこうしている間にDr.が紹介状を持って戻ってきた。
父は車椅子に乗せられて、救急車の待つER出入り口へ。
私が付き添って救急車に乗り、母は後から車。
救急車を降りると「ご家族の方はこちらへ!」と呼ばれて手続きへ。
その間に父は病室へ運ばれて行き、私はその後を追う。
本当にバタバタと走り回って転院の手続きをしていた。
母は…その間駐車場を探して走り回っていたらしい…。
夕方の転院の為、この日の検査は無し。
今までの主治医から「こちらの二人が今度から担当するよ」と紹介されたDr.に挨拶をする。
今までは個室だったけど、転院先は4人部屋。
気を遣う性格の父が「バタバタ騒がしい思いをさせてしまったんだから、もういいよ。迷惑かけるから帰って」と言うので、母と二人、早めの帰宅となった。
![]()
2009年11月12日 23:56
| Category : 日々徒然・・・
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.aoitori.net/cgi_bin/mt/mt-tb.cgi/1145