2007年08月12日

ic_crown01.gif 出かける前に。

現在進行形でパソコンが絶不調です。
現在も箱を開けた状態で、HDDをケーブル延ばして差し替え差し替え…。
まともに動いたと思ったら、いきなり固まってだめになる…。
ちょっと動き出したと思ったら、どこかのファンがウィンウィン変な音を立ててる…。
その繰り返しの中で、試行錯誤しながらパソコンの設定を変えているところです。
そんな中、何度も書き直しながら、何度もバックアップを紛失しながら書いていた記事を、アップしてから帰省します。

上記のような理由で、今回私の対応が遅れたことで色々と皆さんに不快な思いをさせてしまったこと、申し訳なく思っています。ごめんなさい。
http://www.aoitori.net/petit/2007/08/277.html
記事のアップが続いていたのは、携帯から更新できる外部システムを使っているから。
でも、携帯からここを見ることは、今の私の設定では出来ません。
もひとつ、私の携帯は古いので「Webブラウザ」が入ってません。
そろそろ買い換えようとは思っているのだけどね…。
(携帯もメールや電話を受信出来たり、出来なかったりなのです…)


でもね、私の顔も知らない方が、私のために考えたり、怒ったり、悩んだり、心配したりしてくれた事、とても嬉しく思いました。
この場を借りてお礼申し上げます。

「ありがとうございました。」


そしてここで、一人の人を糾弾するような状態になっていたのを放置していた事、申し訳なく思っています。上記事情があったとは言え、辛い思いをさせてしまったのでは無いかと心配しています。

「ごめんなさい。」


ブログの更新を止めたりする必要は、ありません。
ご自分のブログです。パーソナルスペースです。
自分のありのままの姿を書くことを、誰にも止める権利は無いと思うのです。
以前私が「不妊治療の日記だなんて、生理がどーのとか、タイミングがどーのとか、オットの精液検査がとか…書いてて恥ずかしく無いんですか?同じ女性として、読むのも恥ずかしいです。」というメッセージをもらった時に反撃したように、あなたもご自分のスペースに何を書こうがとやかく言われる筋合いは無いと、毅然と戦ってください。
嫌なら、見なければいいのだ!と。

私はここのコメントでよく「すぴかさんはいい人過ぎるんじゃないか」「少しは怒って本音を言えば?」などなどの言葉をいただきますが、実際はそうじゃありません。聖人君子でも無いし菩薩でも無いのだから、怒らないとか、いつも笑ってばかりいる訳ではありません。
ほんとはね…私に会ったことがある人なら知ってますが、喜怒哀楽の滅茶苦茶激しい人間です。
ただ、ここにアップする日記もコメントも、感情の赴くままに書いた後、保存して寝かして後で読み返し、訂正し、そしてまた寝かして…を繰り返してから書き込んでいるので、穏やかに見えるだけなのです。(お弁当日記は携帯からちょちょいとアップする事も多いですが)

今の時期に多い「車内置き去り事故」で小さな子が亡くなるニュースを見れば「事故ちゃうやん、殺人やん。アホな親がアホな事して子供殺してんねんやん!」と熱く怒り、虐待ニュースを見れば「子供産む資格の無い人間が、子作りだけやった結果やんか!」と怒り。(えぇ、怒ってるとかなり口が悪いです…。オットに「もしかして元ヤン?」って聞かれるほど…)
そして亡くなった子供のことを思うと「なんでそんなところを選んで生まれちゃったの。うちにくれば命に代えても守ってあげるのに。」と悲しむ人間です。


何度か書いたことがありますが、「不妊」という「出口のないトンネルに入る」と言われる治療に入る際、オットと約束したことがあります。
「どんなに辛い結果が出たとしても、『それが自分だ』とありのままに受け入れられるならいいよ。
それで心のバランスを失うことなくいられるなら、治療は続けよう。
でも、君の涙が増えるようなら、俺は治療に協力できないよ。」

「こんなに頑張ってるんだから、きっと赤ちゃんはうちに来てくれる…と思えるうちは続けよう。
こんなに頑張ってるのに、どうしてうちには来てくれないの?と恨めしく思うようになったら、治療は止めよう。
僻んだり、妬んだり、恨んだり、羨んだり、卑下したり、投げ槍になってるところに、赤ちゃんは来てくれないよ。」

だからオットは私にいつも「笑って」と言います。
涙をぽろぽろ流していても、目に涙がいっぱい溜まってても「笑って」と。
「いつもニコニコ笑っていれば、いつか俺たちの赤ちゃんが、俺たちを見つけて来てくれる。」と。
その言葉を信じて、私は泣きながら笑います。
そして何度でも何度でもクリニックのドアを叩くのです。

治療を始めた当初、よく私は掲示板に「友達や親戚が妊娠したと報告をくれても、羨ましいとか、辛いとか感じることは無い。」と書いていました。
そして今になって、その気持ちを理解出来るようになりました。
羨ましくない訳が無い。辛くならない訳が無い。
当時の私は人を羨ましいと思ったり、結果が出て喜んでいる人を見て「辛い」と思えるほど努力をしていなかっただけです。浅はかで、経験の足りない書き込みだったと反省しています。
けれどその反面、治療の仲間や家族や友達が妊娠したという事を知ると、やっぱり嬉しいのです。
辛くて、嬉しくて、お祝いに行きたくて、会いたくなくて。

「彼女のところには、まだ子供が出来ないから」と内緒にされれば辛い。
でも開けっぴろげに「診察行ってきたでー!今このぐらいの大きさ!」と報告されるのも辛い。
悪阻がしんどいと聞いても「赤ちゃんが元気な証拠やん。」と羨ましい気持ち半分で慰め、そんな自分に落ち込む。でも悪阻が酷すぎて脱水症状を起こし、入院したと聞けば心配で友達のところに駆けつける。
人間だもの、色々な感情が渦巻いて当たり前じゃないかなぁ?


そしてね、一緒に治療してきた仲間の「卒業」を見送るのは、正直「寂しい」です。
嬉しい反面「寂しいなぁ。もう励ましあったりは出来ないんだなぁ。」と。
だってもう、その人とは立場が違うのだもの。
「結果が出た者」と「結果が出ない者」の差。超えられない壁。
もちろん、幸せそうなその文面を読んで「羨ましいなぁ」と思わない訳が無い。
年齢的に考えても「私は卒業出来る日が来るのかな…」と、不安になる。


けれどだからって不幸を祈ったりはしない。
「無事に生まれてきますように。母子共に健康ですくすくお腹の中で育ちますように。」
そう願いながら、卒業後の「妊娠日記」のブログを読みに行くことも多いです。
そりゃ精神的に不安定になっている時は、読むのが辛くなることもあります。
けれどだからって、その事で「こんな日記書きやがって!」とは思いません。


でもね、やっぱり「妊婦としての生活が辛い」という記事やコメントが何度も繰り返し書かれているのを見ると、「だったら代わって欲しいよ。」とも思います。
「そんなに辛ければ治療しなきゃ良かったじゃない。」とか、「妊娠したことを嘆いてるの?」とか…。
そして最後に悲しく思います。「卒業しても、仲間だと思って見に来ている他の治療仲間のことを、この人はもう忘れてしまったんだろうか。」と。
そう思うことを「僻み」だと言われるのであれば、その言葉は甘んじて受け入れます。


同じ目標を持ち、同じ経験をし、同じ事を感じ、励ましあい、教えあい、慰めあいながら一つの事柄に向かって努力をしていく「仲間」の存在って、それがどういう目的であれ大きな絆になると私は思っています。
まして「不妊」という、身近な家族や友人にも相談し辛いような事を、共に教えあい、励まし、愚痴り、時には互いの背中を押し、時には走り出そうとする相手の腕を掴んで引き止める…そんな経験を共にした相手との絆って、本当に強く、大きなものになるんじゃないかと私は思ってるし、だからこそ、とても大切な存在だと思っています。そういう「仲間」と知り合えたこと、私はとても嬉しく思ってるし、卒業してもお互いを励まし合える仲間を持てた事を誇りに思っています。

でも友人関係にも、仲間関係にも「片思い」ってものはあると思っています。
だから、自分が相手を思うのと同じくらい相手が自分を思ってくれなかったからと言って、恨み言を言ってはいけないとも思っています。
自分が相手を思うのと同じように、相手が思ってくれなかったのは、自分が相手にとって「大切な人」になれなかった…というだけのことなのだから。だからこそ、相手が自分を同じように大事に思ってくれた時の喜びは、とてもとても大きいのでしょう。今回、私のことを心配してメールをくれた方、私のために考え、色々とコメントをくれた方、とてもとても感謝しています。ありがとう。本当に嬉しかったよ。


揺さぶられる事無く、穏やかに生きていくことが出来れば、それほど幸せなことは無いかも知れない。
でも、色々な感情を抱えながら、消化しながら過ごしていくことが「生きる」という事なのでしょう。
同じ事柄に対しても「嬉しく」思ったり「辛く」思ったり…その時の精神状態によって、受け取り方も違ってきます。
「辛い」「悲しい」「悔しい」「腹が立つ」…そんな感情が渦巻くときに書いた下書きを、穏やかな時に読み返せば必然的に書き直しも多くなるし、「ムカつく!」と書き殴ったはずの文章も穏やかになって当たり前です。私の文面に騙されないでください(汗)

ここ数日で、ふと考えました。
「推敲に推敲を重ねた文章をアップするよりも、思うが侭に、心のままに書いた日記やコメントレスの方が、私らしいかな?」
だからこれからは、なるべくあまり書き直ししまくった記事を投稿しないようにします。
チクンと心に刺さった棘は、「チクンと刺さったわ」と正直に申告するように。(出来るかな?)
もしかしたらビックリされるようなことも、あるかも知れない。

でも、「それが《すぴか☆彡》という人間だ」と思ってくれれば幸いです。

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2007年08月12日 22:57 | Category : 日々徒然・・・, 不妊治療記, つぶやき

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