2006年05月22日
卒業へ…。
今日は4週間に一度となった、子宮外妊娠でお世話になっている医療センターへの受診日。
車を借りて病院に行こうと思ったら、朝オットと一緒に起きてバタバタ頑張っても間に合うかどうか…になってしまうので、今日はもう車を借りるのは止めた。お弁当の下ごしらえを昨日してなかったので、間に合わないと思ったのだ…。
(朝のばたばたの様子は以前書いてる…。
→こちら。「4月24日の日記」)
さて。8時15分に家から徒歩3分のところにあるバス停からバスに乗る。朝のバスは少し遠回りをする経路なので、35分頃に病院着。…のはずなのだけど、朝はいつも国道が渋滞しているので、バス停にバスが来るのが25分頃になってしまう。なので病院到着はいつも45分ぐらい。私の予約は30分。ちょっと遅刻…。
でもまぁ、時間より前に行っててもかなり待たされるので、あんまり変わらないかな…と、開き直る事にしている。何せその前のバスに乗ろうと思ったら1時間とか…早くなるしね…。
いつも通り受付をしてから、外来の前で待つ。今日は待つこと1時間。その間は相変わらずクロスステッチの刺繍をして時間を潰す。…と、見知らぬ女性から声を掛けられた。
「あの…その刺繍の生地に、始めから印が入っているのが気になって…。
私も刺繍をするんですが、そういったものはどこで買うんですか?」
顔を見ると60歳代後半~70歳代前半な感じ。
「これは輸入物のキット作品で、インターネットで輸入キットを取り扱っているお店を探せば扱っているお店もあると思いますよ。スタンプドクロスって書いてある商品を探すんです。」
と、説明したものの、かの女性がインターネットでそのものを探せるのかどうかは私には分からない。「インターネットで輸入物…あぁ、刺し方があるけど、全部英語なんですね…うーん…。」ぶつぶつ悩みながら、女性は自分の席に戻っていった。それにしても…待っている時に刺繍をしていると、必ずといって良いほど声を掛けられる。パッチワークやレース編みをしている時に声を掛けられる事は無いのに。なんでだろう?刺繍って情報収集する場が、あまり無いから?(パッチワーク教室や編み物教室はよく見かけるけれど、クロスステッチ刺繍教室ってのはまだ見た事が無い。)
さて、閑話休題。
名前を呼ばれて診察室に入った途端、Dr.からPCのモニタを見るように促される。
そこに書かれた数値。
「hcg=0.2>」
妊娠ホルモンが、0.2以下になった。測定不能値まで下がったという事。
「一番最近の生理はいつですか?」と質問され、4月に1度来てからまだ来ていない事、基礎体温が滅茶苦茶なので、クリニックの方で黄体ホルモンの補充をしてもらっている事、先日の診察で卵胞が一つも育っていないと言われた事などを伝えた。
「そう。でも一度目の生理はちゃんと来てるし、今黄体補充をしてるところなんだね?それじゃ、後はそちらの病院に戻ってもらって治療を続けてください。経過観察は今回で終わりになりますよ。」
Dr.がニコッとしながら私に行った。
「抗がん剤の影響は、もう残ってませんか?」
「うん、ごくごく弱いお薬で効いてくれたから、もう大丈夫だよ。」
「こちらではもう、診察する事は何も無いって事ですね?」
「そうだね。観察すべき状態ではもう無いね。」
そして最後に
「卵管造影はするんですか?」
と聞いたら
「うん、した方がいいね。手配はしておくから、看護婦さんから説明を聞いて帰ってね。」と言われ、診察室を後にした。
1月に不正出血が起こり、子宮外妊娠が判明してから嵐のような日々だった。1年分の涙は流しきったかも知れない…と思うほど、毎日泣いて暮らした。そして診察が4週間に一度になった頃から、元の状態に戻らない自分の身体にイライラしつつ、本格的な不妊治療に戻る事も出来ないで、イライラしっぱなしの日々だった。かと言って誰かに当たる事も、辛さを訴える事も出来ない。GWに帰った際も、母に言っても心配させるだけだから、ニコニコ笑って「もう大丈夫よ!!」と答えるのが精一杯だった。一人になったら泣くくせに。
そんな日々の中で、最後の一つのハードルをクリアした。
まだ卵管造影という最後の大仕事が残っているけれど、これは経過観察でも治療でもない。ただ「卵管着床の跡が無いかどうか」の検査だもの。
最後のハードルをクリアしたって、今度は「不妊治療」という新たなコースを走らなくちゃいけない。「子宮外妊娠」のハードルトラックは、とてもキツイけどやや短めのコース。「不妊治療」のハードルトラックは、それほどハードルは高くないけれど先の見えないコース。どちらが辛いかなんて今の段階では分からないけど、気持ちを新たに頑張るしか無いんだ…。
オットに報告のメールを打ちながら、帰りのバス停に向かう。
バスの時刻表をぼんやり見ていたら、目の前に市営の循環バスが停まった。反射的に「これは○○(最寄のバス停)に停まりますか?」と聞いたら、「通常のバスより循環だから少し時間はかかりますが、停まりますよ。」と言われた。「少しぐらいならいいです。」と乗り込んでからしばらくして…。運転手さんが言った。
「あのぉ…お客さんには申し訳ないんですが…。これ…逆回りです…。
今乗ってるのは内回り。外回りに乗ってたら5分ぐらいで着くんですよ。」
「あらま…。これは何分ぐらいかかるんですか?」
「50分です。」………!Σ( ̄□ ̄|||) ガビーン!
なんか、10倍も時間かけて家に帰ることに…。
疲れた…。
![]()
2006年05月22日 11:48
| Category : 子宮外妊娠, 不妊治療記
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.aoitori.net/cgi_bin/mt/mt-tb.cgi/279
コメント
やっと卒業できたのね。これまで大変だったね。
おめでとうと言ってもいいのかな?
本当のリセットが終ったのね。今日からまた新たな出発♪
すぴか☆ちゃんは1人じゃないよ。いっしょにがんばっていきませう♪
1人になるとゆっくり泣けるのは同じ。私も3月に母が来てたのだけど、あの子のことで泣いた事はなかったよ。元気だよ~って笑顔を見せてた。心配かけたくないっていう気持ちわかる。前にも言ったかもだけど、うちの実家は愛媛だから、たまにしか逢えないのだもの・・心配かけたくないしね。
落ち着いてた基礎体温が急にがたがたになったのは・・ストレスが原因かなと最近思います。思い込みすぎなのかもしれないわ(ノ_-;)ハア…
でも、50分かけての帰宅は大変でしたね~~~♪
(^ー^)お疲れ様でしたぁ~♪
投稿者 みゆ☆彡 : 2006年05月22日 22:07
卒業出来て何よりです(^^♪
検査とか治療とか、怖いし大変と思うけど
お互いに、また妊娠反応が出る日まで
頑張るしかないですよねー。
もう少し若い時から、
ホルモンバランスに気を付けていればなぁー
と思う今日この頃です。
投稿者 まきりんご : 2006年05月23日 00:36
>みゆ☆彡ちゃん
うん、ありがとう(⌒▽⌒)
始めの頃、「卵管を切らなくて済んで良かったね。」とか「退院おめでとう」って言葉を「私は自分の命が惜しくて、薬で子供を殺したんだ」って思ってしまっていて素直に受け止められなかったんだけど、今は「次のステップに進めるんだから、めでたいんだ!」って思えるようになったよ。とは言え薬を使わなかったとしても、その場所では…ベビーは育たなかったんだよね…。色々な意味で、自分を追い詰めすぎてたのかも知れない。
この治療って、ストレスが一番の大敵って言うから、みゆ☆彡ちゃんもストレス溜め過ぎないで、お互い頑張っていこうね!
>まきりんごさん
ありがとね(*'ー'*)ふふっ♪
まだまだ検査があるから…怖いなーって思うんだけどね。
でも「怖がってたせいか、余計に痛かったです」なんて書き込み見ると、「うぅ…平常心平常心…」って自分に言い聞かせてるよ…。
私もたくさん後悔する事はあるけど…まぁ、もっと若い頃っつーてもオットと知り合った頃には既に32歳だったし、それより前だったら前の旦那の子供になっちゃってるんだし…強いて言うなら一緒に暮らし始めてすぐに、ちゃんとしたホルモンバランス調整をすれば良かったって感じかな…。
でも実はオットと知り合った頃は、それまで飲んでた薬の影響で、2年は子供が作れないって言われてたから…バランスの調整も考えてなかったの。能天気すぎたのね、私が…。
投稿者 すぴか☆彡 : 2006年05月23日 13:00